◆++広汎性発達障害の子++母と子の折り紙三昧の日々◆

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とても嬉しい出来事がありました。

つい先ほどまで二人で一緒に見ていたテレビドラマ。
実写版の「ちびまる子ちゃん」

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

ものすごく楽しくて、大興奮で見ていたのに、ふと
気がつくと画面から目をそらして、横を向いています
(まるちゃんとお姉ちゃんが二人で大泣きしている
シーンでした)

pandora:「途中でどうして横を向いていたの?」



優夢:
『だって、泣きそうになったから』



えっ!!!!!そうだったの? 可哀相で泣きそうに
なったの?

優夢:『泣いてないけど、笑った顔して泣きそうだった』
(泣くのは恥ずかしいと思って我慢)

信じられません!!!

まさか、優夢からそんな言葉を聞けるなんて、まったく
思っていませんでした。

子供の声がうるさいから、と答えると思っていたのに、
同情してかわいそうになり、まるちゃんのお母さんが
いなくなることが悲しいと感じてくれていたなんて・・・
(j o j) ウルルル

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

なかなか場面や状況が理解できない障害を持つ優夢が、
いつもは誰かの泣き顔を見ても、おもしろがって笑う
優夢が、今日は悲しくて辛くて泣きそうになったので
目をそらしていたのです!

ああ、神様ありがとう。ちびまる子ちゃん、ありがとう。
母、感激です。


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

pandora:「ちびまる子ちゃん、そっくりだったね~」

優夢:『そっくりじゃなくて、本物だよ!』(`□´)

↑ いきなり怒る。

(~_~;)

pandora:「本物じゃなくて、すごくよく似ている人が
テレビに出ているだけなのよぉ」

優夢:『ほんものだよ!!だって、おなじ髪型している
じゃない!』

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

結局、説明は通用せず、ドラマは本物だと完全に思い
込んでしまった優夢は

『やっぱりちびまる子ちゃんって、本物がいるんだねぇ~
テレビに出てくるんだね。』

としみじみ。
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テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

不調と多忙のため、更新が滞っております。

ここ2週間、母pandoraはまったく折り紙には
手付かず。
優夢は少しずつ何か折っていますが、あまりにも
手抜き作品や、「自称オリジナルだ」と称する
へんてこ作品ばかりで、お見せできるようなものが
ありません。

■■■■■■■■■■

さて、WEB徘徊中に偶然見つけたページですが
こちら

自閉症スペクトラム指数
(Autism-Spectrum Quotient: AQ)自己診断 を
チェックしてみました。
(母pandora)

結果。

数値29で、どちらかと言えば、少し自閉性障害
気味の普通の範疇にはいる結果というのでしょうか。

とりあえずは定型発達をしている普通の範疇です。

数値が高いほど高機能自閉症(あるいはアスペルガー
症候群に近いということで)の人が示す数値により
近いということです。

ちなみに私が回答した優夢の数値は45

完全に閾値を超えています。

社会的スキル 9 (7)
注意の切り替え 10 (6)
細部への注意 7 (5)
コミュニケーション9 (6)
想像力10 (5)


なるほど、細部への注意と想像力の欠如が高得点
なのは、まったくその通り。
それに続く社会的スキルとコミュニケーション
能力の欠如。
まさしく、自閉症そのものの特徴でした。
※ちなみにカッコ内の数値は母の結果。
自慢できるほどスキルは高くありませんが、息子に
比べればマシということで。(泣)

■■■■■■■■■■

私は自覚している範囲では、人とのかかわりが最も
苦手。(それでも、後に身につけたノウハウにより、
会った人は私が社交的で実にあっけらかんとした人だと
最大の勘違いを起こす。)
私はそのストレスで、人と会ったあと3日から1週間は
寝込むほどの疲労感に襲われます。
それは例え10年来の友人に会っても同じ。

人ごみが大嫌い。騒音や些細な音に耐えられず、大きな
音が出る場所や電気製品が出すモーターなどの音には
過剰に反応。蛍光灯もHDの音も、ゲーム機も煩いと
感じるので、照明器具には最新の周囲を払う。
パソコンは音が出ないように調整。
ときどき、何かの手違いで音の出るHPに出会って
しまった時には、一日中憂鬱。
音楽も聴かない。テレビもつけない。人の話し声も嫌い。
赤ちゃんの声には本当は耳塞ぎをしたい衝動にかられる。
子供の甲高い声は拷問に近く苦痛。

(匂いにも過度に敏感で、食料品売り場、靴売り場、革
製品売り場、ビニールを扱うお店などではは吐き気を
催し、3分と持たない。
折り紙のための紙を選ぶ画材店も、絵の具やクレヨンの
油の臭いが気になり長時間滞在できない。
走るように、通りすがりにカゴに入れ、慌てて通り
過ぎるので、同じものやいらないものを買う確立が
高い。)
これは優夢も同じなので、二人で買い物はひとつだけ
商品をつかんで、後は断念することが多いのです。

近くにいる人が食べた昼食の匂いがわかり、数時間後
でも、誰か人の近くに行くことが苦痛。

息子がお昼に食べた給食や、学童クラブのおやつを
匂いで当てる嗅覚の持ち主。(笑)

そういえば、優夢は嗅覚も優れていますが、「味覚」
はチャングムも真っ青?なくらい鋭く、ごくわずかな
調味料の差、温度、匂いをたった一口で(時には食べる
前の匂いだけで)感じ取り、どんなにお腹が
空いていても自分の基準と異なれば、まったく口に
しません。(>_< )


■■■■■■■■■■

こんな私でも社会的なスキルや想像力で補っている
のでしょうか、いちおうは、普通の人ということに
なっているようです。

どこからどこまでが、というはっきりとした線引きが
できない自閉性障害の判断の難しさが、よりリアルに
感じられる結果です。
念願かなって、長い間探していた本をやっと
借りることができた優夢。

発達と障害を考える本1と2
ふしぎだね!?自閉症のおともだち」と
ふしぎだね!?アスペルガー症候群[高機能自閉症]
のおともだち


上機嫌です。(^^)

■■■■■■■■■■

夜になって・・・

おかあさんが 死んだら、ぼく おとなになって
ひとりになったら、折り紙とお料理、頑張る
。』


pandora:(えっ?死んだらって・・・)(汗)

(とりあえず、平静に)「そうなの、頑張ってね。

お母さんがいなくなっても 大丈夫?」

うん、だいじょうぶ!』(^O^)

(普通に「おかあさんがいなくなったら寂しいよ」と
言ってもらえるかと、ちょっぴり期待した母pandora。
かなりがっかり・・・)(涙)

やっぱり自閉くんでしたぁ~~~(T▽T)

━・━・━・━・━・━・━・

気を取り直して、もういちど言ってみます。

「でも、お母さんがいないと 寂しいと思うよぉ」(悲)

『うん、ほんとうは、お母さんがいないと 困るけど。
(小さな声で)美味しいお料理が食べられないから。

(←って、そこですかぁ~)(π0π) ウルルルル

悲しい気持ちがするかもしれない。
でも、ばかだと思われたくないから、がんばる。
がんばって 折り紙とお料理ができるようにする。
あと、大工さんになって、おうちも建てて、大学にも
いく。』


おお、なんと逞しく頼もしいことば。

悲しくても頑張ると言ってくれています。

『○×※みたいに おかあさん作る。』

pandora:「え?なにを言っているのか全然わからない
けど」

・・・・・・・

どうやら、何かの物語のように、「銅像」を作ると
言っているらしい。


「お母さんの銅像を作ってくれるの?」

『うん。写真みたいに。上手につくる。

あと、声もききたい』


・・・( ̄ー ̄;

(死んだら、声と姿を残してくれるのね。)

「じゃ、声は録音しておけば~」

優夢:『うん、ろくおん する』

「銅像は綺麗に作ってね」

優夢:『うん、じょうずに作る。写真とって。』

(う~、なんだか複雑な気持ち)

でも、『おかあさんの 肌はきれいだねぇ~、
つるつるだね。色白だね。おかあさんは きれいで
いいにおい。お料理は世界一だね。やさしいねぇ
(←ぜーーーーーったい嘘!)』と、この世で最も
有り得ない賛辞を並べてもらい、私は自分が恥ずか
しいです。


━・━・━・━・━・━・━・

数分後。

『おかあさん、ぼくが 百歳になったら、天国で
おかあさんと おかあさんのお料理 たべようね』


やっぱり、そこですね。(T▽T)
 あなたは百歳までがんばりますか? (笑)

お母さんも、まだまだ頑張るつもりなんですけれども。

pandora:
「はいはい。じゃ、百歳になったら、一緒に美味しい
お料理食べましょうね。約束する!」

どうやら私は、死後も、息子が百歳になるまでは頑張り
続けないといけないようです。
天国でも、おちおち死んでいられません?(笑)

テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

私はこれまでに、少なくとも80人ほどの自閉症の
子供たちと出会ってきました。
小さい頃から知っていて、今では私よりもずっと背も
高く伸びて見上げるようになっているお子さんもあり
ます。

皆、とてもよく似ていると思う面もたくさんありました。
でも、ひとりひとりをよく観察すれば、まったく
同じという状態のお子さんはなく、皆それぞれ普通の
子供と同じように個性的。

泣き声が苦手で、いつも耳塞ぎをしている子がいるかと
思えば、優夢のように落雷があっても無頓着。
なんの反応もしない場合も。
話す子もいれば、まったく言葉がない場合もあり、食事
トイレといった身辺自立は普通よりも早いくらいの子も
いますし、我が家のように小学生になってもオムツを
つけて口をあーんと開けて食事を口に入れてもらうと
いう場合もあり、十人十色の大きな差。


優夢の障害がわかったころ、読んだ本の中には、
「自閉症の子供は嘘をつかない。悪意はない」と
書かれていました。

けれども、私の息子は「言い訳」も「嘘」もお手のもの。

表情も演技力もたっぷり。

■■■■■■■■■■

私が知っている「典型的な」自閉症といわれる子供たち
は、とにかく笑わない。無表情。まるでお人形のように
表情のない子が多くいます。
はっきりと表すのは、怒りや不快の表情。
美しい顔立ちに、眉間にシワを寄せて、人生には何一つ
楽しいことや嬉しいことはないような表情。
そして周囲のどんな出来事にも無関心で、顔色ひとつ
変えず、我、関せずの世界。


優夢も、小さい頃にはそう見えました。

冷たい固まった表情。

そこには感情は読み取れません。



一緒に笑ったり、共感できたりということは、一生
ないと思っていました。
まさか、あの冷たいお人形のようだった息子が、劇団
所属かと思うほどの演技力で、さまざまな嘘や言い訳
をするようになるとは、夢にも奇跡にもありえない
ことに思えました。

私は、それも息子の成長と思う反面、嘘が大嫌いで
今では毎日とても不愉快な気持ちで過ごします。

■■■■■■■■■■

ずいぶん成長したと思う反面、まったく変わらない
「こだわり」もたくさんあります。

時間には異常にうるさく、何月何日何時何分に
どこへ行くのか。
夕食の時間は何時なのか。
あと何分待つのか。等等。

ズボンの裾は何センチ折るか。
左右対称でない場合には、道の真ん中でも直します。

ボタンをいくつ止めるか、下着のシャツが曲がって
いることが気になり、何十回もズボンをお尻の下まで
おろして確かめます。
その方がよほどみっともないので、外ではやめて欲しい
とお願いしても聞きません。

コップに入れる水の量。

物の置き場所。順番。少しでも違えばパニックになり、
暴言を吐き、当り散らします。

まるで痴呆と家庭内暴力の両方の家族を抱えている
ような困難の連続。

他に誰にも代わりになってもらえない二人家族の
限界を感じます。


■■■■■■■■■■

多動という障害のため、常に身体を動かし、じっと
していられない息子。食事もずっと「立ったまま」
私の近くを通りすぎるタイミングで、口に入れて
いました。
遊ぶときも常に立ったままだったので、椅子に座って
いる姿を生まれて初めて見たのは、3歳になったとき。

訓練によって座ることはできるようになりましたが、
今でもじっとはしていません。

ひどい不注意のため、毎日なにかを落としたり、
なくしたり、忘れたりで、百回注意しても、多分、
百万回言っても、息子にはほんの3分で記憶の彼方。

すぐに忘れて同じことの繰り返し。
まだまだ先は長い道のりです。
20061021a.jpg

「たのしい折り紙ワールド」より
Robert Harbin氏の 「スキーヤー」 10月21日

20061022a.jpg

「ちょっとかわったおりがみ」たきがわたかし著
より「スプーン」

どちらも15cmおりがみ1枚 優夢の作例
ハンバーガーが嫌いな優夢の作例
「おりがみ事典」山口真著より「ハンバーガー」
本当はハンバーグもついた4枚組みなのですが、
バンズを二つ折って、ハンバーグも同じ折り方
なので面倒になり省略。
20061018a.jpg

それにしても、ちゃんと茶色の紙も用意して折り始め
たのに、どうして黄色に?
優夢は、毎日私と一緒にいるのに、朝起きると
おかあさん、おはよう!』と必ず言います。
そして、学校にお迎えに行くと、
おかあさん、こんにちは!』と言うのです。

食事を出すと、毎回『ありがとう!』
おかあさん、ゲームをしてもいいですか?』
おかあさん、折り紙してもいいですか?』
おりがみ、ふたつ つくってもいいですか?』
(二つでも十個でも大歓迎。いいに決まって
います!!)

今でこそ、私の「方向」を見て言いますが、以前は
まったく横を向いたまま、ひどい時には背中を向けて
挨拶しますから、とても奇妙な感じです。
せっかく立派な挨拶をしてもらっても、不真面目で
ぶっきらぼうな印象。

■■■■■■■■■■

この律儀な挨拶を聞いて、優夢のことを知らない
人は「まぁ、なんて言葉遣いが丁寧でいい子なの
でしょう」と褒めますが、もちろん躾けてなった
ものではありません。

これもまた、自閉症である優夢の特徴のひとつ。

普通は毎日会っている家族に、毎回こんにちは
とは言いません。

少し変だなぁと思いながら、挨拶は悪いことでは
ないので、こちらも「はい、こんにちは!」と
答えます。もう少し小さい頃は、相手が同じ挨拶を
返すまではしつこく同じ言葉を繰り返しました。

■■■■■■■■■■

一年かけてやっと教えたお風呂での洗髪。
これも、シャンプーの量がわからず、今でもかなり
迷います。

リンスはチューブから出るタイプで、『リンスの
長さは1センチ
』と決めたようですが、シャンプー
は決めた長さ?にはなかなかならず、手のひらで
丸くなります。(笑)

そうなると、かなり悩んだ末に、容器に戻そうと
してもたもた・・・

そしてそうこうする間に、手のひらのシャンプーは
ほとんど全部流れ落ちてしまい、途方に暮れることに。

(毎回決まった量で、びしっと決めることは難しい
です。それに汚れの程度であわ立ちも違うので、いつも
同じというのは実に不便!)

泡を洗い流すときには、シャワーではいつまで経っても
終わりません。

水の量が測れないから。

ですから桶に入れてお湯を10杯かぶったら終わり。
たとえ泡が残っていたって、10杯です。


■■■■■■■■■■

『おかあさん、今日はいいことばっかりだね。
気分がいいの?おかあさん 今日はあまり怒らない
ねぇ。おかあさん 気分がいいの 大好き!』

はい、いつも怒ってばかりいる母ですから、たまに
優しいとびっくりして褒めてくれるようになりました。

今でもいろいろと細かいところは不自由で面倒な
人ですが、
会話ができず、「オウム返し」ばかりだった頃を
思うと、本当に、よくここまで成長してくれたと
感慨無量。
「おりがみ新世界」笠原邦彦著より3点
20061017d.jpg

Paolo Bascetta氏の「升」の十字型仕切り
伝承の升に中身の仕切りを入れたもの。

20061017e.jpg

Julia Ashimi Yamashita氏の「コップ」

20061017b.jpg

Luisa Canovi氏の「手紙」
20061017c.jpg

手紙のメッセージはこちら。

すべて15cmおりがみ各1枚ずつ 優夢の作例

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20061016a.jpg

昨日のヒバ氏の日の丸ですが、よほど気に入ったので
しょう。朝起きていちばんに『赤と緑の両面おりがみ』
と言うので渡してみました。
昨日よりもずっと時間がかかり、一時間後。

なんと、できたのは『バングラディッシュのこっき』だ
そうです。(⌒▽⌒;) ・・・確かに。

『赤いぶぶんが 見えている』のが不満で、なんども
それを訴えますが、「大丈夫だいじょうぶ、上手に
できていると思う」とおだて、くしゃっと丸めてしまう
前に無理やり作品を奪います。(笑)
(丸以外の横線に見えている部分が上手く隠れず、
気になるようです)
24㎝ 両面おりがみ 1枚

■■■■■■■■■■

20061016b.jpg

私も折りました。
26cm 大判おりがみ 1枚

折ってみてびっくりしましたが、予想したよりも
難しい!と感じます。
今朝、優夢が1時間もかかって折っていた訳が
わかりました。
ついでに、昨日完成後に作品を見つめて、じーっと
ずっと固まっていた理由も。

5分の3という分数の記述の長さが正確に自分で
判断できず、悩んでいたのではないかと思います。

※折り図はこちらのKM氏のブログで
http://kmorigami.blog12.fc2.com/
10月14日
20061014c.jpg

ウェブログのKM折り紙よりKM氏折図作成の「日の丸」
創作はHIBA氏(ベトナム在住のKM氏のご友人のかた)
15cm おりがみ 1枚で、優夢の作例

いちばん最後の仕上げにずいぶん悩んでいた様子です。
とても素敵な作品でしたので、自分が折るより先に
息子に折図を渡してしまいました。私も後日折って
みたいと思います。

20061014b.jpg

「月刊おりがみ」No.374 2006年10月号より
宮坂俊士氏の「東京タワー」
それぞれサイズの違う紙3枚複合。
いちばん下が15cm おりがみ用紙。
同じ色がなくなり、いちばん上だけ別の色。
(優夢の作例)10月14日

10月15日の分
20061015a.jpg

同じく374号の青柳祥子氏
「Jack-o'-lanternグリーティングカード」
2枚複合 優夢作例
20061015b.jpg

なにかメッセージも書いてありました。(^^)

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7歳(小学校特殊学級2年生)の頃には、自閉症で
あるということを告知し、脳に先天性の障害がある
ということを伝えました。

そのときには、「普通の子とは違う」ことにとても
ショックを受けた様子だった息子。

━・━・━・━・━・━・━・

一年が過ぎ、最近は「自閉症」と「アスペルガー
症候群」についての本を、図書館へ行くと必ず
探します。

私が伝える以外に、外部からの情報をずいぶん捉え、
吸収しようと努め、耳を傾けているのでしょう。

『ぼくは、のうに しょうがいがあるからダメだ』と
言っていた優夢は、『高機能自閉症のほんが欲しい』
『アスペルガー症候群の本を借りたい』と図書館で
探します。

どこで、誰に聞いたのでしょう。

自分に関係がある障害であると認識したのでしょう、
探しますがなかなか見つかりません。

もちろん私の手元には多くの関連図書がありますが、
本人が自力で探したいと思っているのですから、
むやみに出して与えることはしたくありません。

━・━・━・━・━・━・━・

優夢の障害を正式に診断された2000年。
あの頃は、自閉症と検索をしても、HPも本も数えることが
できるほどの数でごくわずか。
本は書店ではほとんど見かけることさえありませんでした。

私は、情報が欲しくて、診断が告げられた一週間後に
慣れないパソコンで、独学で、いきなりホームページを
開設し、同じようなお子さんを持つお母さんたちとの
交流をはじめました。

まさに、藁をもすがる気持ち。
情報の少なさに不安が募り、母子二人で今にも崩壊しそう
になりながら、日々を過ごしました。

━・━・━・━・━・━・━・

泣き叫ぶだけではなく何か話してほしい。
おかあさんと呼んでほしい。
私を見てほしい。
障害があるなんて、嘘であってほしい。
明日になれば、夢から覚めて、間違いでしたと
言ってほしい。
笑ってほしい。微笑んでほしい。
明日、目が覚めたら、突然普通の子になって
おしゃべりをしてほしい。
まっすぐ歩いてほしい。
手をつないでほしい。
ほんの少し触れただけで死ぬほど泣くのはやめて
ほしい。
エレベーターのボタンを2時間も押し続けるのは
やめてほしい。
おなじビデオをくりかえし、くりかえしくりかえし
毎日毎日再生するのを、頭を打ちつけながら要求
するのはやめてほしい。

要求が満たされなければ、2歳や3歳の子供とは
思えないような力で、テレビもタンスも破壊しました。
(パニックと呼ばれる状態は、野生の猛獣を思わせる
ほど激しく、尋常ではなく、怪我をいちどもせずに
ここまで成長したことは、私が神経をすり減らし、
細心の注意を払い、ついには眠ることができなくなる
まで我が子を監視しつづけた結果だと思っています。)

何日もほとんど眠らず、ハイテンションで活動し続ける
信じられないようなパワーも脅威でした。
「多動」という障害もあり、人の流れに邪魔されて
たった2秒視界をさえぎられたために姿を見失い、
そのままいなくなってしまったことも。
通りに出て、車に轢かれたのではないか、誰かに連れて
行かれたのではないかと、青くなって探します。
私がいないことにさえ気がつかず、一人でエレベーター
に乗り込んでしまい、そのため神隠しのように私の
前から消えたように思えたのでした。

なにも話さない、しゃべらないのに、突然泣き喚き
暴れ、噛み付き、硬いアスファルトの地面に、額
から血が出るまで頭を打ち付ける息子。
これが夢で、明日になれば、普通の現実にもどって
ほしい。
毎日毎日同じものだけ、豆腐、牛乳、ミニトマト。
ごはん。
どんなに手をかけて、趣味の料理を手塩にかけて
披露しても口にしない。投げ捨てる。
何年も、普通の料理は食べず、口にするのは単品の
食材だけ。考えられないほどの偏食。
子供が好きなはずのハンバーグ、カレー、シチュー、
オムレツ、ピラフ、ハンバーガー、ピザ、チャーハン
は今でも嫌い。
すべてのメニューはキッチン鋏で一口大に切り
わけ、混ざっている食材は単品に分け、かかって
いるソースもケチャップもドレッシングもマヨネーズ
も拭い取ってから、スプーンで口に運び食べさせる。

全面介助。
小学校(特殊学級)入学後にもはいていた、特大
サイズのパンツ型「オムツ」。

ご存知でしょうか、普通ではないサイズの大きな
おむつは、赤ちゃんのおむつのようには簡単には
手に入らず、値段も驚くほど高価でした。
もったいない、そして、大きな体の息子の両足を
なんとか赤ちゃんのようにもちあげて替えるオムツ。
その情けなさと後始末の大変さに、体力も気力も
限界になり、毎回涙がこぼれます。
(普通の赤ちゃんだったら、2歳か3歳まで?
でも、私は5歳になっても6歳になっても・・・
もしかしたら、一生こんなことをしているのだ
ろうか)

━・━・━・━・━・━・━・

現在、食事は自力で、セロリとチャーハン、
ブロッコリー以外ならなんでも食べるようになり、
オムツもめでたくとれています。

けれども、このように大きくなるまで、小学校に
はいる年齢を超えてまでも、オムツを必要とする
子供に、知的障害がないと診断した児童相談所契約の
医師たち。
役所の職員たち。
私は、その判断には、どうしても満足できていません。
『自閉症とアスペルガー症候群の本、かりたい』

図書館にも学校の図書室にも目当ての本がなく
残念そうな優夢。

『アスペルガー症候群は、字が得意(とくい)の。
(←「得意なの」と言いたい)
音楽が得意で、絵も得意』

pandora:「本で見たの?」

『うん』

pandora:「優夢くんは アスペルガーなの?」

『ちょっとね。でも、そんなにアスペルガー症候群
じゃないけど』

そうなんだ・・・


■■■■■■■■■■

自分がアスペルガー症候群なのか、高機能自閉症なのか
知りたいらしい優夢。

でも、はっきりとは専門家にも決められないかも。
アスペルガーと呼ぶにはわずかな知的障害や言葉の
遅れもあり、自閉症と呼ぶには典型的ではないので、
高機能広汎性発達障害というのが今のところの
診断名になっています。

高機能という理由で療育手帳の返還を求められ、現在は
なんの保障もない状態ですが、だからといって普通
学級で普通にやっていけるということではなく、
学校の送り迎えも必要で、実際特殊学級に在籍している
のだから、納得できません。

■■■■■■■■■■

高機能というのは、知的に優れているという意味では
なく、障害の中では比較的軽い方という意味合いで
(定義としてはだいたいIQ 70以上ということになって
いますが)標準が100であることを考えれば、
決して普通よりも良いとか、自立して普通に生活できる
という意味ではないのです。

「およそIQ70 以上の知的な遅れを伴わない自閉症」が
高機能と呼ばれていますが、実際70ほどの息子には
知的な障害は「ある」と私は感じます。

2歳半くらいまでに二語文が出れば「言葉の遅れはない」
とされていますが、実際に2歳5ヶ月で二語文を話した?
とされている優夢は言葉の遅れが顕著で、会話ができる
ようになるまでにはそれからまだ何年もかかりました。
なにしろ、当時の優夢は私のことを認識もせず、ママとも
おかあさんとも呼びません。顔を見ることさえありません
でした。

(補足。当時の二語文は、発音が不明瞭で私以外には
通じない程度のもの。「ぐーぐ、もんむ」「ぎーご、
ぱえる
」(「牛乳 のむ」 「りんご たべる」)
「おつきさま」は「えめめめま」と言っていました。

どう考えても、言葉の発達には問題があったはずですが
数人の小児精神科の医師たちは、言葉の遅れがないと
診断したのでした。

そして「話す」ようになった現在でも、抽象的な質問には
答えられず、物事が起きた時称はまったくでたらめで、
順番を正確に伝えることはできません。

「何が、どうした」と説明することも、かなり困難で
言葉の発達の遅れは現在でもあり、日常生活に支障を
きたしていると感じます。
『うん』と相槌が打てるようになったのは、なんと
たったの1年前!
http://nevergiveup.blog7.fc2.com/blog-entry-268.html
定義により、言葉の遅れがない と診断されてしまう
ことが不思議でなりません。

診断される結果と、実生活で体感できる障害の部分との
落差は小さくはないようです。

テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

「月刊おりがみ」No.213 '93年5月号より
20061013a.jpg

西川誠司氏の「天狗」
15x15 おりがみ 1枚(優夢作例)
20061013c.jpg

15x15 もみ紙1枚(pandora)

20061013d.jpg

郷原利夫氏の「河童」の頭部のみ
15x15 おりがみ 1枚(pandora)

テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

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「折り鶴から折る おりがみ ふれあい動物園」
山田勝久著 より 3点。

りす(紫 15cm もみ紙 1枚)
ぶた(ピンク 15cm もみ紙 1枚)
ロバ(茶色 15cm もみ紙 1枚)

すべて「折り鶴(の基本形)から」折ることが
できる作品のみを集めた本。
折図はお子様でも折ることができるようにする
ためでしょうか、かなり明確な目安が指示され
鶴の途中のひし形になるところまで折ることが
できれば、あとは様々な動物に変化していきます。
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「朝子のおりがみ12ヶ月」より長谷川太市郎氏の
「ワンピースレディ」

ドリス・アサノ氏の「ネクタイ付きシャツ」を長谷川
氏がアレンジ。それを基に守屋朝子氏が考えた
ワンピース。
さらに長谷川氏が応用しレディに仕立てたもの。
ネクタイと襟がついたワンピースときゅっとくびれた
足首の表現がとても気に入っています。

ワンピースは15cmおりがみ1枚
頭部 3.5cm 1枚
足 5㎝ 1枚
手 5㎝×3cm程度のサイズにカットした長方形 1枚


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守屋朝子氏創作(未発表だった作品)「親子亀」
15cm もみ紙 1枚
平坦な作品のため、カードや壁に貼り付けると
最適?
「朝子のおりがみ12ヶ月」より守屋朝子氏の
作品いろいろ


「雨ふり」
15cm おりがみ 1枚
レインコートと長靴は紙の裏面で表現

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こちらは「おんぶA」
15cm 和紙 1枚

「祈り2」は優夢の作例

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最後は、2色刷りの小さな画像を見てのにらみ折り。
(作品例のみで折図はなし)
おそらく、お手本の作品とは別の折り方、別の形
ですが、このような雰囲気のもの。

ランドセルを背負っているのであろう背中と、
レインコートらしきフードのついたシルエット。
(pandora)
津田良夫氏の「創作折り紙をつくる」より
「カエル」を2種
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上は15cmおりがみ 下は本を返却してしまった
ため、正確な用紙のサイズがわかりません。
優夢の作例
「実用折り紙―四季を彩る素敵な小物110」より
薗部光伸氏の「もみじの箸置き」
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15cm 和紙1枚

お皿をいろいろ。
「暮らしの実用折り紙」より古山文子氏創作の
「八角星のお皿」(前列左)
伝承?の「箕」と「菓子鉢」
遠藤和邦氏創作の「角皿」(奥左)
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昨日の私の三連鶴を見て、自分も折りたかったのか
小さな連鶴をやっと完成させて持ってきた優夢。
無事につながったのが嬉しくて、振り回したので
あと少しでちぎれそう。
かろうじて、まさに紙一重でやっとくっついています。
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途中で何度も破れてしまい、やり直し。
『紙、4枚ももったいなくしちゃった』と落込んで
1時間かもっとかかってようやく完成。後列茶色
15cmのおりがみを自分で切って3羽の鶴が繋がった
もの。連鶴を普通の小さなおりがみ用の紙で作る
ことは、大人でも難しいと思います。
手前は妹背山

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こちらはWEBで見つけた折図より、Perry Bailey氏の
「Coot」(オオバンorクロガモ)
鳥つながりということで。
1年2ヶ月ぶりに折った巻貝


「季刊をる 別冊折り図集」VOL.1より
布施知子氏の「巻貝」

15cm オーロラおりがみ 1枚

奥の白い方がもっと厚地のパール系おりがみ

丁寧に折り筋さえつけてしまえば、あとはまとめる
だけで美しい巻貝の誕生

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「折り紙夢WORLD」より川崎敏和氏の「サザエ」

31cm もみ紙 1枚
通常の巻貝の一部を使い、サザエの蓋を表現
この本の「まき貝」を折ることができれば、
サザエは簡単。
ちなみに川崎氏のまき貝はこちら↓(ピンク)
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ひゐ⊃(≠ちのさぶりなさんからの案内で、私たちも
Blog千羽鶴に参加させていただきました。

「おり鶴百彩」より「三連鶴」pandora作例
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30cm×10cmにカットした長方形の和紙もみ紙1枚
2箇所に切り込みを入れ、繋がったまま折ります。
手をつないで折っていこうという願いを込めて。

優夢に特に丁寧に折って欲しいと頼んで折って
もらった「つる」
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紙もいちばん素敵な柄を選びました。

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一年前に折図を見て以来ずっと折りたかった
Eric Joisel氏のRAT(ドブネズミ)
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途中で図がわからず挫折しそうになりながらも
あれこれいじっているうちに、ふとしたはずみで
解ってなんとか完成。
しっぽが重くて、ちょっとしりもち気味。

31cm もみ紙 1枚

折図はスペイン折り紙協会のHPより
「第10回折紙探偵団コンベンション 折り図集
Vol.10」にも収録
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John Montroll氏の「Mythological Creatures
and the Chinese Zodiac in Origami」
より「Rabbit」(うさぎ)

15cm もみ紙 高さ7cm
耳と尾は、折図より変形

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優夢の作例
「季刊をる 別冊折り図集」VOL.1より
山口真氏の「ハイヒール」
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松野幸彦氏の「さかな」
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